当時16歳の私に、告白してきた男の人。
年齢は私より10は上の人でした。
「好き」と言われるかと思ったら「僕を貴女の足置きにして欲しい。」
好奇心旺盛な私は、その言葉に凄く興味が湧きました。
詳しく聞くと「好きだから、足置きにして欲しい」そうで。
私の中に無い、その感覚。
周りの人にもそんな人は今まで居なかったから、余計に興味の対象になったんだと思います。
その後カラオケボックスで私はソファーに腰掛けて、その人は当たり前の様に床に正座して。
その状態で私はその人の腿の上に靴のまま足を乗せます。
始めは少し遠慮がちに。
そして、徐々にグリグリと踏んでみたりします。
今までした事のない、本当ならそんな事したら嫌がられるはずの行為、、、。
少しの罪悪感とそれを上回る高揚感と背徳感がありました。
そして最後に、お別れの時は愛しそうに靴にキスをする。
その瞬間、私はそのM男さんを本当に愛しいと思いました。
自分より年上の、肉体的には敵わないはずの男性が、自分の下でひれ伏して私に一生懸命媚びを売っている状態に、とてもゾクゾクして、快感だったのを覚えています。
そこから、私の女王様人生が始まったんだと思います。
麗音